50mmという焦点距離が好きです。一般的には「人間の視野に近い標準画角」と言われますが、私自身の感覚では、50mmはやや望遠寄りに感じます。その点では、40mmのほうが人間の目に近いのではないか、と感じることもあり、このあたりはなかなか興味深いところです。正確に数えるのが少し怖いので数えてはいませんが、これまで各社の50mmレンズをいろいろと使ってきました。その中でも、今回使用したf/1.8は、50mmとしては群を抜いて全長のあるレンズだと思います。f/1.2という選択肢もありますが、あれはもはや別格の存在なので、今回は別次元のものとして考えています。普段、50mmを使うときは、被写体や構図を少し整理しながら撮る印象がありますが、今回はあえて開放感のある場所を選び、f/8固定で撮影することにしました。芝浦からレインボーブリッジまでを散歩しながら、50mmでどう切り取れるかを楽しむ撮影になりました。

LightroomのプロファイルからNikonのモノクロを選び、露出を調整しただけになります。ブログに貼る写真が長辺1200pxなので、写真ブログとして解像感は伝わりにくい仕様ですが、隅々までしっかり写っていました。
・レンズ構成:9郡12枚
・最大絞り:f/1.8
・最小絞り:f/16
・最短撮影距離:0.4m
・フィルター径:62mm
・寸法:約76.0mm(最大径)×86.5mm
・質量:約415g
・防塵防滴
・ナノクリスタルコート









よく写りすぎて何も不満はありません。今度はZfcと組み合わてみます。
↓こちらはZ5とNikon純正レンズとの組み合わせの作例です。



