今回は華やかな兄さん姉さんが集う、夜の新宿、花園神社の酉の市で撮影をしてきました。花園神社は芸事の神様です。派手な光は艶やかな人たちを惹きつけますね。訪れる方達を見ているのも興味深かったです。
α7 IVの使い心地

α7 IVは以前、動画用に購入していたカメラでした。α7 IVとFE 24mm f/1.4 GMの組み合わせが本当に素晴らしく、クロップモードにすると35mmになるので動画では重宝し、このレンズとの組み合わせで、快適に動画撮影をすることができました。

α7 IVは、静止画でも強力に使えるオールラウンダーであり、静止画メインで使っていても恩恵が大きいと思えるカメラです。開放 f/1.4の浅いピントでも、迷いがほとんどありません。街中のスナップや動く被写体でも、シャッターを押した瞬間にしっかりピントがきてくれる安心感があります。α7 IIIと比べても色の階調が豊かで、肌の色や自然光の微妙なニュアンスが綺麗に出ます。RAWで追い込むのも楽ですが、JPGのままでも十分に使えるクオリティです。モードダイヤルの改良や、メニュー構成の見直しのおかげで、設定変更がスムーズになりました。グリップも深く握りやすいので、Distagonのように少し重めのレンズを付けても安定感があります。
Distagon T* FE 35mm f/1.4 ZA の描写

SONYの静止画用として、気になっていたレンズがありました。そうです、Zeissです。しかもオートフォーカスです。Nikon や FUJIFILM を持っていながら、マウントの違うレンズを増やすというは、危険な大沼の入り口です。しかし、気になってしまったのは抑えられないので、購入してしまいました。こうなったらアダプターを買って、他のカメラでも試すしかありません。

このレンズは登場から年数が経っていますが、今でも根強い人気がある理由がよくわかります。オートフォーカスは最新ではないものの、描写に関しては一級品です。のびやかな立体感というか、ツァイスらしい立体感があり、被写体の輪郭に絶妙な空気感がのります。

背景のボケは大きく丸く、滲むような柔らかさがあり、人物撮影でもスナップでも雰囲気をつくりやすいレンズです。開放で逆光を撮ると少しフレアが入りますが、これがまた味になります。光のにじみ方が綺麗で、写真の空気感を強めてくれます。カリカリのシャープさよりも「写真の雰囲気」を求める方に向いているような印象です。

レンズ単体で630gありますが、α7 IVと組み合わせると意外とバランスが取れています。長時間のスナップだと疲れやすいかもしれませんが、グリップの形状のおかげでホールドは安定していました。
α7 IV と Distagon 35mm f/1.4 の組み合わせ

このセットで撮影してみてまず感じたのは、「撮るのが楽しい」ということです。
- α7 IVの高精度AF
- Distagonの味わい深い描写
- 丁度よい画角の35mm
この3つのバランスが絶妙で、日常の何気ない光景でも、ついシャッターを切りたくなる組み合わせですね。特にスナップ・ポートレート・街歩き撮影との相性が良く、毎日の撮影が一段と豊かになると思います。

このセットは次のような方に特におすすめできます。
- “雰囲気のある写真”を撮りたい
- 単焦点で撮影の感覚を楽しみたい
- 立体感やボケの表現にこだわりたい
- α7 IVの性能をしっかり活かしたい
逆に、軽量構成を求める方はもう少しコンパクトなレンズを選ぶ方が良いかもしれません。
完

SONY α7 IV と Distagon T* FE 35mm f/1.4 ZA の組み合わせは、最新の圧倒的性能とクラシカルで味のある描写が見事に融合した非常に楽しいセットです。撮っていてワクワクする写真が多く、撮影体験そのものを楽しみたい方にぴったりだと感じました。

