ソニーのFE 85mm F1.8は、まさに「無印の皮を被ったモンスターレンズ」です。安価な入門用と言われながらも、その実力から「隠れGレンズ」と称されることも多い一本。
驚くべきは、無印レンズでありながら鏡筒にフォーカスホールドボタンやAF/MF切り替えスイッチを備えている点です。当時のソニーがいかにこのレンズに気合を入れていたか、あるいは価格設定を間違えたのではないかと思わせるほどの贅沢な仕様です。

上位モデルの「FE 85mm F1.4 GM(旧型)」が820gという重厚感なのに対し、こちらは半分以下のわずか371g。この軽さが、動画撮影でも軽快なフットワークを生み出し、独特の雰囲気ある映像を捉えてくれます。
確かにフリンジは出やすいかもしれません。しかし、私はあまり気にしません。神経質になりすぎると、せっかくの撮影が楽しくなくなってしまうので。むしろ、現代レンズすぎない「オールドレンズのような柔らかさ」こそが、このレンズの最大の魅力だと感じています。
今回はこのレンズを携えて、靖国神社で参拝を終えてから、正月の皇居周辺を散歩してきました。 皇居ランナーや外国人観光客で賑わう景色は、正月らしい静寂とは無縁の活気に溢れていましたが、このレンズ越しに眺める世界はどこか優しく、心地よいものでした。
今回はLightroomの編集で、だいぶイジっています。

















