最近、私が気に入っている、おすすめのレンズになります。個人的な思いが強めですが、そういう見方もあるのね、くらいで見てもらえれば嬉しいです。編集は全てRAWで撮影したものを、Lightroom で自家現像しています。今回は、FUJIFILM のフィルムシュミレーションは使っていないので、これも、こんな表現もあるのね、くらいで見てもらえればありがたいです。ガチガチの解像感は目指していないです。
Carl Zeiss Biogon 28mm T*2.8

Biogon®.の名前は、写真家の周囲をできるだけ多くの範囲で、ワンショットで捉えることができるようにと、非常に大きなフィールドアングルをもったレンズ、ということから生まれました。Biogonのほぼ対称的なレンズ設計は、非常にコンパクトで、レンジファインダーからミラーレスシステムのカメラを含めた、一般的な広角から超広角までのレンズの使用を可能にしています。レンズは非常にすぐれた歪曲収差および色収差、フラットフィールドの補正機能を有しています。重量 230g




NOKTON classic 35mm F1.4 II SC

クラシックレンズの味わいを最新の光学技術で磨き上げ、現代に蘇らせた大口径&コンパクトな広角レンズです。あえて球面収差を残すことで、絞り開放ではなだらかで美しいボケ味、絞り込めば鋭い切れ込みを見せる、描写力が写真表現の幅を広げます。伝統的な対称形のレンズ構成と、最新の光学素材(超高屈折ガラス)の組み合わせにより、コンパクトサイズで大口径F1.4を実現しています。重量 190g





TTArtisan 21mm F1.5 ASPH

銘匠光学(めいしょうこうがく)TTArtisan(ティーティーアーティザン)21mm f/1.5 ASPH は、21mmの広角焦点距離を備えたF1.5の大口径レンズです。広角ながらボケを活かした撮影が可能、開放時はオールドレンズのようなソフトな描写、一段絞るとシャープな描写に変わるのが特徴。また、10枚の絞り羽根によりF2.8〜F16まで美しい光条(光芒)を表現できます。重量 430g





MINOLTA M-ROKKOR 28mm F2.8

Minolta M-Rokkor 28mm F2.8というレンズは、1981年に発売されたレンジファンダーカメラ・ミノルタCLEの登場に合わせて販売されました。ライカMマウントの広角レンズで、ミノルタ独自の開発で、ロッコールレンズの仲間になります。重量 135g




Leica Summicron 50mm F2 (1st)

ズミクロン50mm(5cm)1stは、1953年にLマウントで発売。翌1954年にM型ライカ発売に合わせ、Mマウントも加わりました。沈胴式と固定鏡胴の2種類があり、レンズ構成は基本的に同じです。沈胴式はレンズ前部をボディー側に沈胴させ、収納が可能で、撮影時は引っ張り出して、右に回して固定します。レンズ構造は前群貼り合わせに空気層の隙間を作った珍しいものだそう。重量 235g




完
オールドレンズ、現代のレンズ、共に個性が際立っています。焦点距離がバラバラなので、レンズ交換するたびに、立ち位置の調整が必要ですが、レンズのクセと共にいろいろ頭を使いながら撮影をすることが楽しいです (かなりマニアックな遊びですが)仕事では解像度が高く、描写が整えられたレンズを使いますが、個人的には、プライベートで写すものはあえてクモリの多いレンズや、収差の残ったものなどを使って、ラフでスキがあるような絵作りをしたいと思っています。レンズというフィルターを通した、ファンタジーな世界を覗くような、遊び心を忘れたくないですね。

